＜コロナ選手権　最終日＞◇26日◇トレス・マリアス・レジデンシャルGC(6,539ヤード・パー73)

　メキシコにあるトレス・マリアス・レジデンシャルGCで開催された、米国女子ツアー第7戦「コロナ選手権」の最終日は、首位スタートのロレーナ・オチョア(メキシコ)と、1打差で追うスーザン・ペターセン(ノルウェー)、最終組の2人が後続をぐんぐん引き離し、マッチプレー状態に突入。最後はオチョアが1打差を守りきり、地元メキシコで今季2勝目を挙げた。

　最終日は序盤からデッドヒートが繰り広げられた。ペターセンが出だし3番ホールでバーディを奪い首位に並ぶも、直後の4番ではオチョアがバーディを奪い再び1打差。オチョアはその後6番、8番をバーディとしペターセンを引き離しにかかる。しかしペターセンも必死に食い下がり2打差で前半を終えると、11番でオチョアがボギーを叩きスコアを落とした直後の12番でバーディを奪い再び首位タイに浮上。脅威の粘りをみせる。

　しかし、これでやや息切れをしたか、終盤にかけスコアを伸ばせずにいると、オチョアが15番、16番で連続バーディを奪い差は再び2ストロークに。ペターセンは最終18番でバーディを奪うも届かず、トータル25アンダーで逃げ切ったオチョアが大会連覇を達成した。

　宮里藍はこの日3つスコアを伸ばしトータル11アンダーの13位、宮里美香はトータル3アンダーの43位タイとなっている。

【最終結果】
優勝：ロレーナ・オチョア(-25)
2位：スーザン・ペターセン(-24)
3位：ナ・イェン・チョイ(-18)
4位：ウェンディ・ウォード(-17)
5位T：クリスティ・カー(-16)
5位T：ヤニ・ツェン(-16)
7位T：李宣和(イ・ソンファ)(-15)
7位T：ブリタニー・ラング(-15)
7位T：モーガン・プレッセル(-15)
10位T：ビッキー・ハースト(-14)
10位T：ミシェル・ウィー(-14)
13位：宮里藍(-11)
43位T：宮里美香(-3)他3名