カリフォルニア州にあるミッションヒルズ・カントリークラブで開催されている女子メジャー第1戦「クラフト・ナビスコ選手権」の2日目。80位タイでスタートした上田桃子が3バーディ・1ボギー・1ダブルボギーで、この日はイーブンパーでホールアウト。トータル4オーバーの38位タイに浮上してきた。
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大事なメジャーで、初日80位タイと大きく出遅れた上田。この日も「朝起きた時から体がおもく、練習場でもリズム良く打てなかった」というまま第2ラウンドが始まった。
INコースからスタートし、11番でバーディを奪ったが、14番で痛恨のダブルボギー。16番でバーディを奪い前半をイーブンで折り返す。これまで「結果をもとめ過ぎていた」という上田は6番で「このままでは予選落ちすると思い、後は気持ちでやるしかないな」とプレーに集中。「気持ち、気持ちと日本語で言い続け、7、8番も危なかったけどいいパーが獲れた。最後のバーディにつながったと思います」とパープレーでホールアウト。難しいコンディションに各選手が苦しむ中、38位タイで決勝に駒を進めることになった。
アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)のキャディを務めていた、テリー氏とタッグを組んで2戦目。「自分が楽しめればいいんだよ」と優しい言葉をかけてくれるキャディと、ますます呼吸が合ってきた上田は、残りの決勝ラウンドでさらなる上位進出を目指す。