10月9日は、メジャー10勝を含む、米女子ツアー通算72勝を誇るアニカ・ソレンスタムの誕生日。1970年生まれで、きょうで52歳。2021年にツアー復帰し、「全米シニア女子オープン」で優勝。現在はIGF（国際ゴルフ連盟）の会長も務めている。

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93年のプロ転向から、現役引退を表明した08年までに挙げた勝利は、全世界で「90」を超える女子ゴルフ界のスーパースター。95年に初めて賞金女王の座につくと、2001年からの5年連続を含めて、合計8度の賞金女王に輝いた。

なかでも02年は、ミッキー・ライトに次ぐ年間11勝をマーク、米女子ツアー以外でも2勝を挙げるなど、25試合に出場し13勝を挙げ、タイ記録と新記録をあわせて20の記録を更新した。

たとえば、3日間競技だった「ケロッグ・キーブラークラシック」では、54ホールではタイ記録となる通算21アンダーをマークし、2位に11打差のシーズン最多ストローク差で優勝。他にも、アンダーパーのラウンド数は、84ラウンド中66回、トップ10入り22回、平均スコア68.70などの記録が残されている。03年には、女子選手として男子ツアーに参戦。予選通過とはならなかったが、大きな話題となった。

03年に世界ゴルフ殿堂入り。生涯獲得賞金は2000万ドルを超え、歴代1位。08年限りで現役を引退。09年に再婚し、長女を出産。11年には第2子となる長男を出産。現在はIGF（国際ゴルフ連盟）の会長で、欧州、オーストラリア、ラテンアメリカを含む世界中でジュニア大会を主催。また女子のカレッジゴルファーのトップを集めた大会を毎秋、米ミネソタ州でも行ってきた。