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「マジでうれしかった」渋野日向子がバーディ2人のホールで魅せた風との“ケンカ”ショット

「マジでうれしかった」渋野日向子がバーディ2人のホールで魅せた風との“ケンカ”ショット

配信日時:2022年8月7日 06時00分

AIG女子オープン 3日目◇6日◇ミュアフィールド(スコットランド)◇6680ヤード・パー71>

風は右からの強烈なアゲンスト。ピンまでは残り194ヤード。この日の難易度2番目で、3日間を通じて最難関となっている14番のフェアウェイに渋野日向子はいた。初日、2日目とボギーを叩いたこのホール。「リベンジしたいとティショットのときから話していた」と気合を込めて臨み、バーディを奪った。

「66」の好ラウンド!渋野日向子、3日目終了後のインタビュー動画が届きました!

この3日間、後半の中盤に入ると西からの強風がアゲンスト、フォローとなって選手を襲う。苦戦していた左ドッグレッグのパー4は、ティショットをフェアウェイに置いたものの距離が残った。ここでバッグから3番ウッドを抜き、強振。「完ぺきな当たりだったと思う。ちょっと右だったけど、風と闘ってくれた(笑)」。ピンに向かったボールはピン手前に落ちて転がり、右2メートルにオン。フックラインを打ち抜くと、入る前にカップインを確信する。そして会心のバーディとなった。

「あそこはマジでうれしかったですね」。心の底からの笑顔がはじける。ここでこの日バーディを奪ったのは、わずかに2人だけだった。15番に向かう途中、チームのメンバーを見かけると、何度も小さく両手を上げて喜びを共有した。続く15番もバンカーからパーセーブ。17番パー5では2オンのバーディ奪う。最終ホールではパーオンを逃すも、2メートルのパーパットを沈めてみせた。

「スタートから縦距離が合っていたし、外しちゃいけんところに外す回数が少なかった。ショットが安定していたし、計算もよく合っていた」。朝一からグリーンを狙うショットの距離感を合わせることに成功。方向も徐々に合ってくると、次々と3メートル以内のチャンスをつくり、きっちりと沈めていった。

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