「雨と同時に自分のゴルフも悪くなった感じでしたけど、それは言い訳で、それよりも自分のメンタルの弱さというか自滅した感じで、それを考えると去年と変わっていないなと思うけど、前に進んでいると言い聞かせて回っていました」
この時点で一つスコアを落としていたが、まだまだ上位を終える位置。奮起した17番では、230ヤードの2打目をピン手前につけバーディ。最高難度のホールで、4ボギーの悔しさを晴らすバウンスバック。最終ホールでもバーディ逃しのパーと、立ち直りを見せてなんとか踏みとどまった。
首位とは5打差。厳しい状況ではあるが、まだ諦める位置ではない。「チャンスはあるといいながらも差はついているので、自分がめちゃくちゃ伸ばさないと一位には慣れないけど、自分自身との気持ちの戦いかなと思うので、自分に打ち勝っていいところで終われるように頑張りたい」。
昨年の予選落ち、そして3日目バックナインのリベンジへ。渋野日向子、今季最後のメジャーラウンドに、すべてをかける。
