ホリンズは北カリフォルニアに“パサティエンポGC”というコースを創設。設計したマッケンジーはここを最も愛し、終の棲家となった家は今も6番フェアウェイに静かに残されている。余談だが、このパサティエンポはオーガスタやサイプレスとは違ってパブリックコースだから、マッケンジー設計のコースをプレーしたい人はぜひ訪れてみると良い。
ホリンズが活躍した時間からもう100年近くが過ぎようとしている。世界ゴルフ殿堂入りの発表を受けて「彼女についての書物を読めば読むほど、いかに素晴らしい開拓者であったかがよく分かる」と選考委員の一人、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)はコメント。今年は私もノミネートコミッティー(候補者を選択する選考委員会)に参加したから、とても感慨深い。来年の授賞式では世界にその功績が改めて紹介される。その日がとても待ち遠しい。(文・武川玲子=米国在住)
