首位と1打差の2位タイからツアー2勝目を狙った畑岡奈紗は、4バーディ・4ボギーの「72」とスコアを伸ばせず。トータル13アンダー・8位タイで今大会を終えた。
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コースを包む寒さと雨。それに加え、同組で回ったブルック・ヘンダーソン(カナダ)に対する地元からの大きな声援のなかプレーした畑岡。「今日はティショットが安定しなくて、なかなかチャンスにつけられなかった。伸ばせなかったのは残念」と、この“アウェー戦”を制することができず悔しい気持ちを口にした。
スタートの1番からティショットが右へ行き、木に直撃。これは何とかラフに落ち、OBを免れたが、深いラフからのセカンドはグリーン手前から転がってグリーンの奥へこぼれた。この後も寄らず入らずと精彩を欠き、いきなりボギーを喫してしまう。さらに6番もボギー。9番パー5ではこの日初バーディを奪ったものの、後半に入り11番で3つ目のボギーを叩くなど、小気味よくスコアを伸ばしていくヘンダーソンを横目に、なかなかリズムに乗り切れなかった。
一時はトップ10からも姿を消すことになったが、12番からの4ホールで3バーディと意地も見せた。その後16番はボギーとしたものの、先週の「インディ・ウィメン・イン・テック選手権」の7位に続きなんとかトップ10フィニッシュ。「試合で色々試したり調整したりという中で、今週もトップ10をキープできたのは良かったと思う」と結果には及第点を与えた。
