ジョン・ラーム(スペイン)がLIVゴルフから脱退することが分かった。現地時間7日、ラームの弁護士であるジョン・ベック氏が明らかにした。
複数の海外メディアによると、ベック氏は「LIV2.0の提案された条件を検討した結果、受け入れられないと判断し、今後は参加しない」と発表。現在、LIVとの離脱合意書の作成を進めており、15日までの完了を目指しているという。
LIVゴルフは今年4月、サウジアラビア政府系ファンドPIFからの資金調達が打ち切られた。そして9月8日には連邦破産法第11章にもとづく破産保護を申請。日本でいう民事再生法に近い制度で、2027年に向けてBCパートナーズとの事業再編を目指し、新体制「LIV2.0」として再スタートする予定となっている。
ラームは23年12月、LIVゴルフへ電撃移籍。契約金は推定3億ドル(約470億円)を超えるとも報じられた。3年連続で年間王者に輝き、獲得賞金総額は10億ドルを優に超えている。
ただ、ラームの来季以降の戦いの場は未定。米ツアーは今年1月にブルックス・ケプカ(米国)に適用した復帰メンバープログラムと同様の制度を再び設けることは検討していないとすでに発表している。そのため、パトリック・リード(米国)らと同じく、DPワールド(欧州)ツアーから米ツアーへの昇格を目指す可能性が高いとみられている。
LIV2.0への参加を選手に求める期限は2週間延長され、今月25日までとなっている。セルヒオ・ガルシア(スペイン)も契約解除に向けて動いているとされているほか、キャメロン・スミス(オーストラリア)やホアキン・ニーマン(チリ)といったトップ選手らも、今後のLIV参加については慎重な姿勢をみせている。
