米国女子ツアーは現地時間7日、2027年の全日程を発表した。来季は全33大会(年間ランキング対象のツアー競技は31大会)となり、賞金総額は史上最高の1億4700万ドル(約232億円)を超えることになる。
ツアーは2月第1週にツアー優勝者を集めた「ヒルトングランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で開幕。一週空いて舞台は例年通り春のアジアシリーズへ。タイ、シンガポールと進み、今年まで開催の中国から香港に舞台を移し、「FUTUレディースワールド選手権・presented by Moomoo」が新たにツアーに加わる。
香港の翌週からは太平洋を北上しハワイに移動。新規大会の「ナネア・カップ」と、秋から春に変更となった「ロッテ選手権」が行われ、その後いいよ米本土へと向かう。アリゾナ州、カリフォルニア州の西海岸2戦後、男子「マスターズ」週は空き週となり、ふたたびカリフォルニア州で一戦を終えると、メジャー初戦の「シェブロン選手権」へと続く。
メジャー後はまた1週間のオープンウィークをはさみ、舞台はメキシコへ。その翌週はニューヨークの隣、ニュージャージー州で一戦、そして1週空いて、ニューヨーク州北部のコーニングで総額500万ドル(約8億円)を争う新規の「ザ・クラシック」が18年ぶりに同地で開催される。
ツアー屈指の高額賞金大会が終わると、世界一ゴルファー決定戦、メジャー第2戦の「全米女子オープン」がオハイオ州のインバーネス・クラブで開かれる。メジャー明けは再びニュージャージー州に向かい、ミシガン州での一戦を経て、早くもメジャー第3戦の「KPMG全米女子プロ選手権」がワシントンD.C.郊外のコングレッショナルCCに5年ぶりに戻る。
ここでシーズンの半分を終え、7月2週からは大西洋を渡り、欧州連戦が始まっていく。初戦はいきなりメジャー第4戦の「アムンディ・エビアン選手権」で、翌週は男子「全英オープン」のため空き。その翌週にはこれまで欧州女子ツアー単独開催だったサウジ系大会が共催となり、「ザ・チャンピオンシップ」としてイングランド・ロンドン郊外へ。そしてシーズン最後のメジャー「AIG女子オープン」(全英)で、欧州遠征を締めくくる。
桑木志帆のディフェンディング大会となるAIGは、女子初開催のセント・ジョージズGC。イングランド東南部に広がるリンクスコース。難関で知られるコースは男子の全英オープンを15回も開催してきた実績を誇る名門だ。
8月後半からはカナダ東部、ボストン(マサチューセッツ州)と進み、2年に一度の国別対抗戦「ハンファ・プラス・インターナショナルクラウン」がカリフォルニア州で開催され、ポートランド(オレゴン州)、西村優菜の優勝で記憶に新しいアーカンソー州の大会、そして、初夏から移動となったペア戦で9月を終える。
ここからまた太平洋を横断し、秋のアジアシリーズ4連戦がスタート。27年は初戦が韓国でその後、中国、マレーシア、最後に日本というスケジュールが組まれている。日本開催大会はメインスポンサーが未発表のまま。長年親しまれてきたTOTOの名前が消えることになるのか。
日本戦を終えれば、例年通り残りは2戦。フロリダ州でアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)のホスト大会で28年の出場権争いも決着。そして年間女王を決める最終戦でシーズンの幕を閉じる。
12の国と地域、米国内13州で行われる2027年シーズン。史上最高額の賞金を懸けて、来季も熱い戦いが展開される。
