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プレーオフは好き? 嫌い? シニアで3戦全勝も「できることならやりたくない」【鈴木亨のゴルフ道】
プレーオフは好き? 嫌い? シニアで3戦全勝も「できることならやりたくない」【鈴木亨のゴルフ道】
所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka
配信日時: 2022年6月13日 05時10分
レギュラーツアー時代、鈴木はプレーオフを5回戦っている。対戦成績はなんと1勝4敗だ。負けた相手はブラント・ジョーブ、福澤義光、林根基、菊池純の4人。ジョーブにはツアー2勝目を、ほかの3人にはツアー初優勝を献上している。「プレーオフの前にみんなから言われるんですよ。自分のほうがツアーでの経験があるから有利だと。でも、それが逆にプレッシャーになるんですよね」と鈴木。
確かに通算勝利数では負けた4人より鈴木の方が上ではある。試合の流れもあるし、“一発勝負”のため経験だけでどちらが有利ともいえないが、普通に戦えばもう少し対戦成績が変わった可能性もある。
実際、福澤とのプレーオフでは、ティショットで2連続OBを叩いて敗れているのだ。「逆に、自分がぶつかっていくような相手の方が頑張れるんですよね」というが、確かに鈴木がプレーオフで唯一勝った相手は、永久シード選手の中嶋常幸だった。ただ、レギュラーツアー以外の後援競技でもプレーオフの経験が3回あり、すべて敗れていることを考えれば、やはり駆け引きが得意ではないのだろう。
■シニアだとフラットな気持ちで戦える
その鈴木が、シニアツアーに参戦後は、プレーオフでは負け知らずの3戦全勝という結果を残している。1勝目が18年の「福岡シニアオープン」で相手はグレゴリー・マイヤーだった。プレーオフ1ホール目で鈴木がバーディを奪い、パーのマイヤーを下している。2勝目が18年の「エリートグリップシニアオープン」で、相手は田村尚之。1ホール目でパーセーブした鈴木に対し、田村がボギーを叩いて決着がついた。そして、3勝目が昨年の最終戦「いわさき白露シニア」だ。奇しくも対戦相手はマイヤーだった。2ホール目で鈴木がバーディを奪い、パーのマイヤーを下した。
「シニアになってもプレーオフは嫌いですよ。できることならやりたくないですし、別に強くなったとも思っていません。ただ、レギュラーツアーと違い、シニアツアーだとフラットな気持ちで戦えるんですよね。変な気負いがない分、いいのかもしれません」と分析するが、プレーオフに対する苦手意識がなくなったことは確かだ。レギュラー、シニア両ツアーの公認競技に限っていえば、対戦成績は4勝4敗の五分になった鈴木。最初のプレーオフを戦ってから25年経った今季はぜひとも勝ち越しを狙いたいところだ。
確かに通算勝利数では負けた4人より鈴木の方が上ではある。試合の流れもあるし、“一発勝負”のため経験だけでどちらが有利ともいえないが、普通に戦えばもう少し対戦成績が変わった可能性もある。
実際、福澤とのプレーオフでは、ティショットで2連続OBを叩いて敗れているのだ。「逆に、自分がぶつかっていくような相手の方が頑張れるんですよね」というが、確かに鈴木がプレーオフで唯一勝った相手は、永久シード選手の中嶋常幸だった。ただ、レギュラーツアー以外の後援競技でもプレーオフの経験が3回あり、すべて敗れていることを考えれば、やはり駆け引きが得意ではないのだろう。
■シニアだとフラットな気持ちで戦える
その鈴木が、シニアツアーに参戦後は、プレーオフでは負け知らずの3戦全勝という結果を残している。1勝目が18年の「福岡シニアオープン」で相手はグレゴリー・マイヤーだった。プレーオフ1ホール目で鈴木がバーディを奪い、パーのマイヤーを下している。2勝目が18年の「エリートグリップシニアオープン」で、相手は田村尚之。1ホール目でパーセーブした鈴木に対し、田村がボギーを叩いて決着がついた。そして、3勝目が昨年の最終戦「いわさき白露シニア」だ。奇しくも対戦相手はマイヤーだった。2ホール目で鈴木がバーディを奪い、パーのマイヤーを下した。
「シニアになってもプレーオフは嫌いですよ。できることならやりたくないですし、別に強くなったとも思っていません。ただ、レギュラーツアーと違い、シニアツアーだとフラットな気持ちで戦えるんですよね。変な気負いがない分、いいのかもしれません」と分析するが、プレーオフに対する苦手意識がなくなったことは確かだ。レギュラー、シニア両ツアーの公認競技に限っていえば、対戦成績は4勝4敗の五分になった鈴木。最初のプレーオフを戦ってから25年経った今季はぜひとも勝ち越しを狙いたいところだ。