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初日は『+4』、2日目は『トリ』 2ホールに泣いた石川遼「全体的に悪いという感じはない」

石川遼が今季3度目の予選落ちを喫した。

所属 ALBA Net編集部
神吉孝昌 / Takamasa Kanki

配信日時:2023年8月5日 07時00分

<横浜ミナトChampionship ~Fujiki Centennial~ 2日目◇4日◇横浜カントリークラブ(神奈川県)◇7231ヤード・パー71>

80位タイから出た石川遼は、14番パー5で痛恨のトリプルボギー。トータル4オーバーの92位タイに終わり、今シーズン3度目の予選落ちを喫した。前日にも11番で『8』を叩いており、「2日間を振り返って2ホールで、7個落としたので流れを取り返すのが非常に難しい展開になってしまいました」と淡々と振り返った。

増量に成功した石川航【写真】

この日もショットに精細を欠いた。問題の14番はティショットを右サイドのブッシュに入れてロストボール。さらにフェアウェイからの4打目も再度右に曲げてロストボールとなり、6オン2パットのトリプルボギー。その後は、2バーディ・1ボギーでカットラインには4打届かなかった。

初日はドライバーを抜き、新モデルの3番アイアンを入れるなど試行錯誤でのプレーとなったが、「ショットがもろによくなかったので、今の自分の悪いところがでてしまった。それが許してもらえるようなコースではないので」。左右にブッシュが待ち受ける横浜カントリークラブの罠に苦戦した。

それでも「36ホールやって34ホールは、そんなに悪くなかったし、全体的にすごく悪いという感じはない。すべて練習してよくしていく」と先を見据えている。

一方、弟の航はトータル3アンダーの19位タイで今シーズン初めて予選を通過した。「兄が密かに応援してくれていたらいいなと思います」と話していたが、兄は「もちろん、応援しています。まだまだこれからですが、予選を通れるというのは本人にとっても良いこと」とエールを送った。

自身の今後については3週間後の「Sansan KBCオーガスタ」(福岡県・芥屋ゴルフ倶楽部)に出場予定。そこから始まる後半戦に向けて調整をしていく。(文・神吉孝昌)

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