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よく分かるリランキングリスト〜一発逆転を果たすのは誰だ！＜2ndリランキング確定＞

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンが終了し、第2回リランキングリストが確定

配信日時：2018年9月24日 22時20分

国内女子

2018年シーズンから導入されたリランキング制度（⇒『リランキング制度って何？』を参照）。「アース・モンダミンカップ」終了後に、第1回リランキングが行われ、第2回までの優先出場順位が確定。おおよそ40位までの選手は、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」まで継続しての試合出場が可能で、シード選手の欠場状況によっては、45位前後の選手も出場枠を確保できることが予測されている。

⇒「アース・モンダミンカップ」終了時〜第1回リランキング確定版はこちら

第2回リランキングまでの焦点は、“主催者推薦出場者が下克上を見せられるか？” 第1回リランキングでの40位の獲得賞金は約320万。17試合で分割すれば1試合あたり約19万円で、第1回から第2回までの試合数は12試合であることから、単純計算すれば…550〜600万（320万＋19万×12試合）が第2回リランキングのおおよそのボーダーライン。一発逆転を目指す選手は、この数字を目指すことになる。

第1回リランキング順位が50位以下で、出場資格を主催者推薦に頼る選手たちにとっては、厳しいルート。仮に、前半戦で獲得賞金が『0』だとすると、数少ない出場のチャンスを活かし、【3位以内フィニッシュで約500万程度積み上げ＋次戦への出場権獲得 ⇒ 次戦をトップ10近い順位で終えて、約100万円を積み上げ】といった結果を残さなければならない。ただ達成できれば、リランキング制度を活かした“下克上”となるだろう。

⇒「日本ハムレディスクラシック」〜「北海道meijiカップ」終了時までの順位はこちら

⇒「NEC軽井沢72」〜「マンシングウェアレディース東海クラシック」終了時までの順位はこちら

2ndリランキング確定リスト（「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」終了時）

2nd	1st	QT	選手名	獲得賞金	試合
1	7	9	小祝さくら	58687617	29
2	16	前半	黄アルム◎	58327070	26
3	4	8	有村智恵◎	37621000	24
4	1	26	勝みなみ	37506200	28
5	6	7	ｼﾞｮﾝｼﾞｪｳﾝ☆	37153300	24
6	3	前半	酒井美紀	34891451	29
7	2	45	新垣比菜◎	33115500	21
8	8	18	松田鈴英	30592800	27
9	12	前半	濱田茉優	29492142	26
10	5	4	権藤可恋☆	25150379	29
11	25	10	大出瑞月	23547000	29
12	26	47	木村彩子	21713571	21
13	24	16	大里桃子◎	21157750	27
14	19	11	ｶﾘｽ･ﾃﾞｲﾋﾞｯﾄﾞｿﾝ☆	21140842	23
15	55	104	香妻琴乃◎	20869333	17
16	28	117	原英莉花	18845832	18
17	15	5	金田久美子	18117999	28
18	21	昨優	キムヘリム	17989000	15
19	13	50	原江里菜	17945583	25
20	17	前半	佐伯三貴	17909571	24
21	11	14	一ノ瀬優希	17070474	24
22	22	20	野澤真央	16844958	28
23	9	36	石川明日香	16553000	25
24	18	28	金澤志奈	12573583	26
25	23	39	岩橋里衣	11480975	24
26	10	-	横峯さくら	11476000	10
27	31	13	鬼頭桜	10880571	29
28	36	29	沖せいら	10811392	26
29	14	19	松森杏佳	10460000	27
30	32	前半	飯島茜	9372750	26
31	35	44	エイミー･コガ	8474800	19
32	20	34	三浦桃香☆	8308999	27
33	46	17	小橋絵利子	7642000	28
34	27	30	ﾁｬﾝｳｪｲｳｪｲ☆	7484427	24
35	39	48	安田彩乃	7471000	24
-	-	-	↑↑2ndリランキングボーダーライン↑↑	-	-
36	40	37	前田陽子	7331833	28
37	38	35	小野祐夢	6966475	28
38	29	60	諸見里しのぶ	6739333	22
39	30	2	松森彩夏	6142571	26
40	47	6	篠原まりあ	5843750	28
41	34	25	小楠梨紗	5537800	29
42	33	27	豊永志帆	5394625	29
43	53	194	小滝水音	5252666	14
44	42	12	竹内美雪	4788500	29
45	44	32	佐々木慶子	4555333	26
46	49	49	吉川桃	4214642	22
47	41	15	槇谷香	4186625	27
48	51	80	佐藤靖子	4165800	16
49	52	22	高橋彩華	4115208	26
50	37	ス賞	天良枝里子	4069000	19
51	45	3	田村亜矢	3920000	29
52	48	31	宮田成華☆	3561666	26
53	57	67	上原美希	3438142	9
54	59	51	吉本ひかる	3405000	16
55	68	134	青山加織	3295000	8
56	50	38	小倉ひまわり	3260000	24
57	43	46	仲宗根澄香	3151875	22
58	63	79	鈴木麻綾	2831000	10
59	62	57	イ・ナリ	2644475	7
60	56	1	高橋恵	2322000	28
61	54	24	土田沙弥香	2147000	27
62	60	141	幡野夏生☆	2102000	9
63	66	108	河本結	1980000	6
64	61	40	ベイブ･リュウ☆	1944000	12
65	-	-	稲見萌寧	1904000	3
66	64	58	藤崎莉歩	1617000	16
67	58	42	土肥功留美	1581000	14
68	109	85	丹萌乃	1360000	2
69	71	55	高林由実	1343333	10
70	70	52	金井智子	1322000	14
71	65	23	山本薫里	1217142	21
72	72	-	上原彩子	1208000	3
73	89	145	高木萌衣	1140000	3
74	136	116	ｾｷﾕｳﾃｨﾝ	1136000	2
75	67	236	森田理香子	1040000	6
76	69	21	江澤亜弥	977333	21
77	74	68	蛭田みな美	924000	11
78	-	-	脇元華	856000	3
79	81	190	斉藤愛璃	854000	8
80	130	110	淺井咲希	830000	4
81	73	164	保坂真由	756000	6
82	143	125	工藤遥加	738000	6
83	88	120	西木裕紀子	722000	3
84	75	89	大西葵	684000	12
85	82	71	アン・シネ☆	660875	5
86	76	69	鎌田ヒロミ	603000	2
87	77	74	田辺ひかり	603000	6
88	78	53	福嶋浩子	568800	8
89	79	59	森井菖	554000	7
90	80	56	但馬友	501000	5
91	97	65	小川陽子	414000	6
92	137	118	佐伯朱音	330000	1
93	83	33	亀田愛里	308000	19
94	84	102	園田絵里子	300000	2
95	-	-	菅沼菜々	297500	2
96	114	91	山田成美	294000	2
97	-	-	馬場ゆかり	282000	4
98	85	41	岸部桃子	280000	14
99	-	-	吉本ここね	280000	3
100	86	66	藤田光里	264000	11
101	-	-	表純子	259000	1
102	106	82	坂下莉翔子	252000	2
103	87	237	堀奈津佳	216000	7
104	90	161	本多奈央	180000	2

◎=今季ツアー優勝、☆＝TP単年登録、前半＝前半出場権、昨優＝2017年優勝の権利（優勝大会から1年間）、ス賞＝ステップ賞金女王の権利（前半出場権）

原英莉花がQTランク100位以下からでも後半戦および終盤の出場権を獲得〜一方QTトップ3は厳しい結果に…

「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」終了し、2ndリランキングリストが確定。上記のランキングがシーズン終了までの優先順位となることが決まった。シーズン開幕時のQTランクと見比べてみると、最も飛躍したのは、QTランク117位から1stリランキングで28位、そして2ndリランキングで16位に浮上した原英莉花。リランキング制度のない昨年までなら、QTランク100位以下であれば＜年間推薦出場上限の8試合＋α＞という状況となるが、原はここまで18試合に出場し、18,845,832円を獲得。シーズン終盤を前にシード権を見据える位置におり、ルーキーイヤーで初シード獲得となれば、QTは失敗したもののリランキング制度を活かして下剋上を果たした選手…と言えるだろう。

一方でQTランク1位の高橋恵は1st・56位/2nd・60位、QTランク2位の松森彩夏は1st・30位/2nd・39位、QTランク3位の田村亜矢は1st・45位/2nd・51位とどんどんと優先順位を下げる結果に。リランキング制度の厳しさが浮き彫りとなった。