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原英莉花が一年を総括 米最終予選敗退に「結果を出せなくて悲しい」

原英莉花が新宿高島屋で行われたイベントに参加。ファンとの交流を楽しんだ。

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2024年12月16日 07時30分

原英莉花がイベントで2024年を総括した
原英莉花がイベントで2024年を総括した (撮影:ALBA)

15日、新宿高島屋で行われたアパレルブランド「PEARLY GATES」、「MASTER BUNNY EDITION」のイベントに出演した原英莉花。今シーズンを振り返り、ファンに報告を行った。

【写真】もしも原英莉花が秘書だったら

「勝つことができなくてすごく悔しかった。調子が上がらない中、皆さんの応援があったからこそ、頑張ろうという気持ちを持ち続けられました」と語った。不完全燃焼のシーズンに悔しさをにじませながらも、支えてくれたファンへ感謝の言葉を述べた。

23年5月には持病の椎間板ヘルニアの摘出手術を受けた。「腰の手術をして順調だと思っていたんですが、トレーニングに取り組めなかったり、フィジカルにも自信が持てなかった」。その後リハビリを経て復帰し、9月の「日本女子オープン」で復活優勝を挙げた。

国内ツアー通算5勝のうち3勝がメジャー大会という“メジャーハンター”の強さは健在だった。今シーズンの公式戦では4試合中3試合でトップ10入り。「メジャーは気が引き締まるというか、コースやセッティングが特別で、攻略に集中できる。中学・高校時代から憧れのタイトルというのもあって、挑む気持ちが違います。速いグリーンが得意なので、そういった点でも攻めやすいです」と、大舞台での強さを見せた。

ただ、再発を懸念して十分な練習が積めず、優勝には届かなかった。もどかしさが残るシーズンでだったことは間違いない。

さらに、先週は米国女子ツアーの来季出場権獲得を懸けた最終予選会(Qシリーズ)に挑戦。1打及ばずに最終ラウンド進出を逃し、出場権を獲得することはできなかった。「今年は『アメリカに行ってらっしゃい』と多くのエールをいただいていたのに、結果を出せなくて悲しい」。吉報をファンに届けられなかったことが、何より悔しい。

来季は米国下部のエプソン・ツアーを主戦場にすると明言。ここから異国でのキャリアを一から積んでいくことになる。

最後に「一年間、本当にありがとうございました」と改めて感謝を伝えた原。「来年は絶対に優勝を届けたいと思っています」。会場に詰めかけたファンにさらなる飛躍を誓った。(文・齊藤啓介)

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