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また新たな“黄金世代” 大里桃子が「65」で6位Tフィニッシュ

また新たな“黄金世代” 大里桃子が「65」で6位Tフィニッシュ

所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi

配信日時:2018年6月3日 22時04分

自己最高の6位タイフィニッシュを決めた大里桃子
自己最高の6位タイフィニッシュを決めた大里桃子 (撮影:鈴木祥)
ヨネックスレディス 最終日◇3日◇ヨネックスカントリークラブ(6,422ヤード・パー72)>

国内女子ツアー「ヨネックスレディス」最終日、ツアールーキーの大里桃子がこの日のベストスコアとなる「65」をたたき出す見事なプレーを披露。スタート時の2オーバーからトータル5アンダーまでスコアを伸ばし、自己最高の6位タイでフィニッシュした。

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スタートホールの10番はバーディスタート。続く11番はティショットが右プッシュとなり、OBゾーンへ。暫定球を打ち、罰打を覚悟したが、OBライン1m内側で難を逃れ、140ヤードの2打目は4mのチャンスに。これを沈めて、連続バーディ発進とすると、12番、15番、18番でも伸ばし、前半だけで5バーディ・ノーボギー。後半は2番でのバーディ奪取以降はパー行進となったが、「最後は獲って終わりたい」と臨んだ最終9番でバーディチャンスを沈めてガッツポーズ締め。プロ転向後のベストスコアをマークした。

勝みなみ新垣比菜らと同じ“黄金世代”で、2017年プロテスト合格はならなかったが、同年末のファイナルQTで16位となり、今季ツアーデビュー。だが目立った成績は残せず、今大会開幕前までの獲得賞金は約250万だった。「リランキングをクリアしたいと思っていましたが、4月の試合は全滅。残り試合が少なくなり、焦りもありましたが、吹っ切れた気持ちで挑めたのが良かった。ジュニアの頃から一緒に戦っている選手たちが活躍していて、“追いていかれている”という思いもありますが、焦りは持たず、自分のプレーに集中しています」。思いが実を結び、大きく賞金を加算したことで、リランキング後半戦(7月6日〜9月23日)出場権獲得の可能性が高まった。

予選落ちが続いていたときには、師匠からの助言もあった。アマチュア時代に出場した「KKT杯バンテリンレディス」で同組で回った鬼澤信子はお世話になる存在。「バンテリンのときに、試合中はほとんど会話はなかったのですが、試合後に“プレーを3秒速くしようか”と言っていただきました。単純に私のプレーが遅かったのだと思いますが、“地元の試合で考えすぎてゴルフしているんじゃないの?”と言われた気がしたんです」。その後も同組になることがあり、言葉をかけてもらうようになった間柄だが、今季「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」練習日にあった際には「左手の3本(小指、薬指、中指)をしっかり握れ! と」。師匠の言葉だからこそ身にしみたのだろう。「そこからショットが徐々に良くなりました」。

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