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【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】パー3コンテストの宮里藍を無視?LPGAのPR機会ロス

【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】パー3コンテストの宮里藍を無視?LPGAのPR機会ロス

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2018年4月12日 12時12分

マスターズでタッグを組んだ宮里優作と妹・藍 PRにはもってこいだったはずだが…
マスターズでタッグを組んだ宮里優作と妹・藍 PRにはもってこいだったはずだが… (撮影:岩本芳弘)
簡単にできる組織のPRをなぜLPGA(日本女子プロゴルフ協会)はしないのか?その顕著な例が「マスターズ」のパー3コンテストだった。パトリック・リード(米国)のメジャー初優勝で幕を閉じた今年の大会について取り上げたいのは、大会前日のイベントだ。

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世界中のゴルフ関係者が集結するメジャーの舞台「マスターズ」では、各国ツアー関係者が会議を行うのは恒例行事。ほかにも、女子も含めたプロたちも会場に足を運ぶ者は多く、試合とは違うところで様々な出来事が起きている。

パー3コンテストにも、様々な人が顔を出す。本戦コースに隣接するパー3コースでプレーする選手たちは誰もが笑顔。子供やパートナーをキャディにすることも多く、ファンの前で楽しそうにプレーを繰り広げる。トッププロたちの試合中とは違う素顔が見られる数少ない機会でもある。

そこに、今年は日本の女子プロ2人がキャディーとして参加した。宮里優作の妹・宮里藍と、小平智の妻・古閑美保。いずれも現役は引退しているが、米ツアー9勝でロレックス(女子世界)ランキングNo.1の経験もある宮里と、日本ツアー賞金女王になったこともある古閑。現地ではショットも披露して、その様子は日本でも報じられている。

ところが、彼女たちが所属する日本のLPGAが、これにまったく反応を示さない。現役を引退したとはいえ、2人は引き続き日本のLPGAのメンバーだ。LPGAという組織の宣伝、メンバーの活動アピールということを考えれば、せめてオフィシャルウェブサイトで紹介くらいはしてもいいのではないか。いや、するべきだろう。宮里と古閑の名前は、コアなゴルフファンならずとも知っている。ノンゴルファーに対するネームバリューが十分という数少ない存在。PRと言うことを考えれば、これほど“オイシイ”話はなかったはずだ。

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