<NEC軽井沢72ゴルフ 初日◇14日◇軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)◇6590ヤード・パー72>
先週の「北海道meijiカップ」でツアー初優勝を挙げたプロ3年目の22歳・吉澤柚月が、今大会でも好スタートを切った。ボギーなしの7バーディを奪い「65」をマーク。7アンダー・5位タイにつけ、2週連続優勝へ好位置で初日を終えた。
好スコアにもかかわらず、ショットの自己評価は「60点」。前半はフェアウェイキープ、パーオンともに外したのは1回ずつと安定していたが、「後半になってイメージが湧かなくなってきちゃって」とアドレスがしっくりこない場面が続き、不安もありながら打っていたという。
それでも、「パットが入ってくれていたので、流れが途切れずにできた」と話し、初優勝を支えたパッティングは好調だった。 なかには「20歩」ほどのロングパットを沈める場面も。「距離感も良かった。タッチもちゃんと出せていたので、思ったように打てることが多かったです」と振り返った。
吉澤の出身地である千葉・市川市では13日、大雨特別警報が発表されるほどの大雨に見舞われ、浸水や冠水、がけ崩れなどの被害が発生した。 「家は大丈夫だったんですけど、私の家は高台で、下のほうはけっこうやばい…膝のところまで(水が)溜まっているって聞いて。(母に)LINEして、祖母も近くに住んでいるので、一応大丈夫だったのでよかったです」と明かした。
「私の家のほうは大丈夫だと思うんですけど、千葉市のほうもすごかったみたいなので、心配です」。家族の無事に安堵しながらも、被害に遭った人たちを気遣った。同じ市川市出身の吉田鈴も、ニュースなどで状況を確認。「本当にひどい状態だったので心配です。大丈夫なことを祈っています」と話した。
今季2勝目がかかる吉澤は、首位と4打差で2日目を迎える。「まずは、とにかく明日もいいゴルフをして、自分のやることにフォーカスして、またスコアを出せたらいいなと思います。自分のやりたい動き、ショットができるように。そこは本当に集中してやっていきたい」と力を込めた。地元で被害に遭った人たちの勇気となるようなプレーを見せるためにも、好スタートの流れをつなげたい。(文・高木彩音)
