昨年プロテスト合格のツアールーキー、大出瑞月が6バーディ・2ボギーの“68”でラウンド。初日を4アンダー4位タイでホールアウトした。
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「今日はショットが安定していました。アプローチをやったのが1回だけだから、17ホールパーオンしたことになります」。先々週の「NOBUTA GROUPマスターズGCレディス」でコーチと一緒にスイングを見直したことが、好結果につながった。
「実は体重の乗せ方が分かっていなかったんです。バックスイングでしっかり右股関節に体重が乗っていませんでした。そのせいで上体が右に流れてしまい、スイングが乱れていました。切り返しも、修正しました。時計でいうと11時のあたりで切り返すイメージに変え、ミート率が上がっています」。早めに切り返すことでコンパクトなスイングになり、ショットの精度が上がっているという。
ジュニア時代は全国レベルの大会に出場はするものの、注目されるような存在ではなかった。高校を卒業して受けたプロテストに一発合格。今年のツアー出場権をかけたQTで好成績を残し、今季はレギュラーツアーにフル参戦している。