国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」が宮崎県にある宮崎カントリークラブで27日(木)に開幕する。
本戦を前日に控え、ディフェンディングチャンピオンの古閑美保は「今週ショットはまぁまぁなので、パット次第ですね」と自身の調子についてコメント。先週の「大王製紙エリエールレディスオープン」では予選落ちと最後のメジャーに向け不安を残したが、良い感触を取り戻しつつある様子。「伊藤園レディスゴルフトーナメント」で、逆転優勝を引き寄せた神がかり的なパッティングが帰ってくれば連覇も十分に狙えそうだ。
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「優勝は毎週意識してやっている」という古閑だが、まだ手の届くところにある賞金女王に関しては「賞金女王は結果としてついてくるもの。私は人相手にゴルフをしている訳ではない」とあくまでクール。「1つ1つ目の前のことをやるだけ」最高の結果で2008年を締めくくるため、この4日間は自分のゴルフに徹するのみだ。
最後のメジャーで今季の全日程を終了する国内女子ツアー。ここまでメジャーでは韓国勢のチャンピオンが2人誕生しており、今大会は日本選手の奮起に期待がかかる。コース入りしている古閑の師匠である清元登子は「韓国勢に勢いで負けている」とコメントし、ちょうどその場を通りかかった不動裕理に「あんたがしっかりしなさい!」とゲキを飛ばす場面も。そのゲキを間近で聞き「自分に言われたんじゃなくてホッとした」という古閑だが、ディフェンディングチャンピオンとして師匠も納得のプレーで日本勢の意地をみせたいところ。今季最後のビッグトーナメントがいよいよ幕を開ける。