国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディスオープン」が愛媛県にあるエリエールゴルフクラブ松山で21日(金)に開幕する。激戦を繰り広げてきた国内女子ツアーも残すところ2戦。昨年、今大会の優勝で上田桃子が史上最年少賞金女王を決めたように、熾烈を極める今季の賞金女王争いに今大会が持つ意味は大きい。次戦には国内女子メジャー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」も控えており、そのビッグタイトルに向けても重要な一戦となりそうだ。
美人プロの写真を続々追加!大反響の女子プロ写真館
大会を前に予選ラウンドのペアリングが発表され、ディフェンディングチャンピオンの上田桃子は今季米国ツアーでも共に戦った宮里藍、終盤戦好調の大山志保と同組で9時48分に1番ホールスタート、逆転賞金女王を狙う古閑美保は福嶋晃子、服部真夕と同組で9時39分に同じく1番スタートとなっている。現在賞金ランキング首位を走る李知姫(イ・チヒ/韓国)は共に今季初優勝を目指す横峯さくら、佐伯三貴と同組で9時30分に1番ホールからスタートする。
この日プロアマに出場した上田は「今は優勝できそうな感じではない」と少々弱気なコメント。「日本女子オープン」での9位タイ以降トップ10フィニッシュもなく調子も下降気味で、その原因に「最近ミドルパットを沢山外している。技術不足」とパットの不調を挙げていた。「結果がでない時は我慢してやることが大事だと思う。1年終わって良い1年だったと思えるのがいい」米国ツアー進出を果たし、大きく成長した激動の1年をいい形で締めくくることができるか、残り2試合ラストスパートをかける。