<Vポイント×SMBCレディス 事前情報◇19日◇紫カントリークラブ すみれコース(千葉県)◇6731ヤード・パー72>
母国の韓国ツアーで通算8勝を誇り、『キューティー』と『ビューティフル』を合わせた“キューティフル”の愛称をもつパク・ヒョンギョンが、昨年の「ワールドレディスサロンパスカップ」、「ソニー日本女子プロ選手権」に続き、日本ツアー3試合目に挑む。
スポンサーがつないでくれた縁と、「年に1、2回は日本で試合に出たいと思っていた」という願いが重なり、出場が決まった。過去2戦はサロンパスカップで8位、選手権で14位と、異国でもいい戦いを見せてきた。「ファンからは優勝して欲しいと言われているけど、成績はもちろん、今までやってきたことに納得できるプレーができるか」。それが26歳が目指す部分だ。
火曜日は18ホールをプレーし、水曜日はプロアマメンバーではなかったため練習のみで一日が終わった。そこで開幕前日の練習ラウンドは、当初予定していた1番からのハーフラウンドを終えると、そのままインコースへ。「途中であがろうかなとも思ったけど、コースチェックも兼ねて18ホールを回った」と、計36ホールをプレーした。
2020年「日本オープン」や22年「日本女子オープン」が開催された難コースについては、「日本のゴルフ場はコンディションがいいので、来る度に楽しみ。グリーン周りが難しくて速い。スピード感を合わせられるかがポイント」と話したが、「コースは頭に入った」と自信ありげにほほ笑んだ。
木曜日のラウンドは、日本ツアー通算22勝を誇り、17年と19年に賞金女王に輝いた鈴木愛ともプレーした。「日本に来る度に親しくしてくれた」と、自ら鈴木との練習ラウンドを希望。「女王経験者でプレーを見てもすごい。(鈴木が)韓国旅行に行きたいという話などもしました。一緒に回れてよかった」と、これもいい刺激に。「日本ツアーで一緒に回ったり、アマチュア時代に回って顔を覚えた選手もいて、声もかけてもらった」と楽しんでいる。
この大会で優勝すれば、日本ツアーの出場権も手に入る。ただ、今の目標は「これまで韓国で8勝しているので、通算10勝にしたい」というもの。それでも「達成すれば、日本で出たいという気持ちが高まるかな。今年は韓国で10勝を目指し、そこから日本ツアーに参戦できれば」と、含みも持たせた。
オフには日本旅行をし、表参道ヒルズでのショッピングや寿司も堪能する親日家は、取材の最後に「日本が大好き!」と言ってニコリ。これまでの参戦時は、日本のファンもサイン待ちのため長蛇の列を作ってきた人気者が、千葉のコースを湧かせる。(文・間宮輝憲)
