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【辻にぃ見聞特別編】史上最高額をめぐる戦いは難度を高める“4つの要素”が全て詰まってる

【辻にぃ見聞特別編】史上最高額をめぐる戦いは難度を高める“4つの要素”が全て詰まってる

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2017年9月6日 08時03分

■再注目ホールは3番 とはいえ他のホールも…
距離で言えば今大会の3番ホールは、1990年以降ですでに開催された大会のパー4の中で2番目の長さを誇るロングホール。しかもフラットで、だ。「450ヤードの表示ですが、うっすらと登っているので実測460ヤードくらいあります。それだけの距離なので2打目でほとんどの選手が200ヤードくらい残るから、まず2打では届かない。また、届く距離に置けても先述の通りグリーンはスプーンで打って止まるコンパクションじゃない。パーオンするには残り170ヤードくらいまで飛ばしたいところ。もはや優しいパー5と考えるべきでしょう(辻村氏)」

「とはいえ他が優しいわけではない。全体的に距離がありますし、特にインコースはバーディホールはありません。そしてグリーンも日に日に固くなっていくでしょうから、サンデーバックナインでは1ホール1ホール、ティショットからしびれる戦いとなるでしょう。“ボギーをいくつ抑えられるか”が問われるコース。アンダーパーが5人出るか出ないか。かなり難易度の高い中での戦いとなると思います」

※国内女子ツアー歴代パー4最長ホール(1990年以降)
1位:「日本女子オープン(2016年)」
烏山城カントリークラブ 二の丸/三の丸コース17番 490ヤード
2位:「LPGAツアー選手権リコーカップ(2002年)」
ハイビスカスゴルフクラブ9番 450ヤード
2位:「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯(2017年)」
安比高原ゴルフクラブ3番 450ヤード
4位:「ヨネックスレディス(1999-2017年)」
ヨネックスカントリークラブ2番 449ヤード
4位:「フジサンケイレディス(2004年)」
富士レイクサイドカントリー倶楽部1番 449ヤード

解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。コーチ転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子らを指導。上田の出場試合に帯同、様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。

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