国内女子ツアーは先週、「ブリヂストンレディス」が終了した。今年も非シード選手を対象にした、メルセデス・ランキング(以下MR)に応じシーズン途中に出場優先順位を入れ替える『リランキング』が実施されるが、その対象となる選手の動向にも動きがあった。
自己最高位の2位で180ptを獲得した吉田鈴や、5位で86.25ptを積み上げた皆吉愛寿香といったリランキング対象選手が上位に入ったが、この2人の累計は吉田が446.31ptで暫定1位、皆吉が206.14ptで暫定5位。すでに昨年の第2回リランキング時の突破ボーダーだった120.21pt(35位)を超えており、すでに視線は初優勝、初シードへと向いている。
それ以外の対象選手では、プロ2年目の加藤麗奈が14位と健闘。この結果33.30ptを上積みし、累計47.83ptで暫定28位に浮上した。中盤戦フル出場権獲得の目安はリランキング35位前後。昨年の第1回リランキング時の35位は46.02ptだったため、これはクリアした。
高校3年時に受けた2024年のプロテストで一発合格を果たした19歳は、QTで7位になり今季の開幕をレギュラーツアーで迎えていた。しかし、ブリヂストン前までは9試合に出場しながら7試合で予選落ち。直近も4試合連続で決勝進出を逃すなど苦しいシーズンを過ごしてきた。そんななか契約するブリヂストン主催のホステス大会で、大きな成果を挙げることに成功。勝負の夏場へ、さらに調子を上げていきたい。
またプロ5年目の宮澤美咲も17位で33.30ptを獲得。累計127.75ptの暫定15位で、第2回突破ラインまで到達した。ルーキーながらQTを1位で通過していた倉林紅は、22位となり24.75ptを加算。累計56.47ptの暫定24位までランクを上げ、こちらも夏場の出場権を死守しそうだ。
今週は28日から福島県のグランディ那須白河ゴルフクラブで4日間大会「リゾートトラスト レディス」が行われる。この試合は翌週の「全米女子オープン」(6月4日開幕)に出場する選手の多くがスキップすることもあり、リランキング争いにもそれが影響するかもしれない。
今季もリランキングは2回実施する。第1回は6月19~21日に開催される「ニチレイレディス」終了後で残りは4試合。第2回は9月25~27日の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」終了後を予定している。
