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10度目の最終日最終組でつかんだ初V 高橋彩華が戦い続けてきた“お化け”【2022年涙のワケ】

10度目の最終日最終組でつかんだ初V 高橋彩華が戦い続けてきた“お化け”【2022年涙のワケ】

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2022年12月24日 17時00分

やっとつかんだ、涙の初優勝
やっとつかんだ、涙の初優勝 (撮影:上山敬太)
新型コロナウイルスの影響がまだ残るなか、国内男女ツアーは2022年のシーズンを終えた。ただ、そんななかでも“初優勝”“復活”など印象的な場面の数々は、明るいニュースとして伝えられた。そしてこのシーンを彩った選手の涙。さまざまな理由で流されたこの涙にスポットライトを当て、シーズンを振り返ってみよう。

“悲願”だった。雨が降りしきる川奈で、高橋彩華がそれに負けない大粒の涙を流した。最後に50センチのウイニングパットを決めると、両手を突き上げたが、その手をすぐ下ろして顔を覆う。やっとつかんだツアー初優勝だった。

2016年の「日本女子アマチュア選手権」で勝利して一気に注目を集めた。だが、翌年にパター、さらに翌年にはドライバーショットに悩む日々が始まった。それでも2度目の受験となった18年のプロテストに合格。「日本(女子)アマがピーク」という輝いたアマ時代から一転、「お先真っ暗」の状態でプロ生活が始まった。

それでも、ルーキーながら19年6月の「ニチレイレディス」2日目に単独首位に立ち、初めての最終日最終組入り。同年に賞金女王となる鈴木愛にプレーオフで敗れて2位で終えることとなり、涙を流したが、これからの活躍、そして初優勝を予感した人も多いのではないだろうか。

だが、ここからが長かった。19年「富士通レディース」では古江彩佳に敗れ、21年4月「ヤマハレディースオープン葛城」では稲見萌寧に、同月「KKT杯バンテリンレディス」では山下美夢有、5月のメジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」では西村優菜に逆転を許した。気が付けば、首位からの逃げ切りに「5」度臨み、最終日最終組は「9」度も経験。それでも、頂点に立つことは一度もなかった。

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