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「試合に出てなんぼ」がツアープロ 年々タフになるQTからチャンスをつかむ可能性【原田香里のゴルフ未来会議】

「試合に出てなんぼ」がツアープロ 年々タフになるQTからチャンスをつかむ可能性【原田香里のゴルフ未来会議】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2022年12月14日 11時30分

ただ、リランキング制度が始まってからはQTで上位に入っても油断はできません。QTのランキングによる出場順位が適用されるのは、第1回のリランキングまで。それまでの成績次第で、入れ替えられたランキングがそれ以降には適用されるので、コンスタントに結果を出さなくてはならないからです。

私も2005年に賞金ランキング54位でシード権を失い、複数年シードも05年になくなり、その年のQTに初めて行った記憶があります。当時、39歳。「ああ、QTに来ちゃったのか」というショックと「何とかしなくちゃ」という焦りで、本当に嫌だったというか、情けない気持ちがあったことを覚えています。

調子が悪い中で何とかしようとして、それでもうまくいかなかったからQTに行くことになったのです。最後まであきらめることなくプレーしつつ、シーズンが押し迫ってきてからは覚悟をしていました。けれども、気持ちはついて行かない。結局、うまくいかずに帰りのクルマで大泣きしたことを覚えています。

翌年の出場記録を見ると、レギュラーツアーには5試合しか出場していません。当時はリランキング制度もまだなく、5試合のうち日本女子プロゴルフ選手権は歴代優勝者の資格で出ているはずなので、本当にQTの結果はボロボロだったのでしょう。ステップアップツアー10試合でもプレーしているようですが、本当にあまり覚えていません。それほど、ショックだったのだと思います。

シード選手としてプレーした経験があるほど、QTからまたやり直すというのは大変なエネルギーが必要になります。年齢を重ねれば重ねるほど、大変になるのはまちがいありません。

今年のQTでは、若林舞衣子選手が1位になりました。初日に8アンダーを出して、コンディションがどんどん厳しくなる中、ジワジワとスコアを伸ばして通算11アンダーでの1位はさすがというか、素晴らしすぎます。

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