だが、2007年の賞金女王・上田桃子から戴冠の祝福メッセージをもらったことで、“大きな意味”での目標も改めて見えた。「桃子さんは大先輩として、プレーだけでなく人間性も尊敬している。技術だけじゃないなと思っています。私も桃子さんみたいに人間性が尊敬される選手になりたい」と成績だけでなく、人としてももっと高めたいと語る。
奇しくも15年のボミも「伊藤園レディス」で賞金女王を戴冠し、この大会でも優勝を飾ってシーズン最多獲得賞金額を更新した。圧倒的な強さを見せつける21歳が同じルートをたどっていく可能性は十分にある。(文・秋田義和)
