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4度目の最終日最終組で今季初優勝へ 吉田優利が語る“真のフェアウェイキープ率”

4度目の最終日最終組で今季初優勝へ 吉田優利が語る“真のフェアウェイキープ率”

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2022年10月1日 18時21分

今季初勝利かかる大一番 吉田優利はシルバーコレクターの称号を返上できるか
今季初勝利かかる大一番 吉田優利はシルバーコレクターの称号を返上できるか (撮影:佐々木啓)
日本女子オープンゴルフ選手権 3日目◇1日◇紫カントリークラブ すみれコース(千葉県)◇6839ヤード・パー72>

今季2位が5回のシルバーコレクター返上へ。吉田優利が3バーディ・1ボギーの「70」で回り、トータル1アンダー・単独2位で優勝争いに加わった。ショットが不安定だった一日。だがともにツアー全体4位につけているリカバリー率、サンドセーブ率の強みをいかんなく発揮してショートゲームで耐え続け、チャンスをしっかり決めきった。

うれしいバーディ締めで笑顔満開【写真】

3日間54ホールを終えて、トータルアンダーパーは2人のみ。“ザ・メジャー”と言わんばかりの難関セッティングだが、吉田にとっても「今年で一番難しいというのは確か」。細かく言えば、「距離も長いし、深くて密度の濃いラフに、女子の力では止まらないグリーン」にタフなプレーを強いられている。だが、頭をフル回転させて攻略していかなければならない。「(バーディを)獲れるホールと獲れないホールが分かれてくるので、しっかり判断して攻めていく」ことが大事だと語る。

多くの選手がフェアウェイキープ率を重要視するが、吉田のフェアウェイキープはその回数だけではない。“その先”のところまで細分化される。

「フェアウェイから打つにしても、(ティショットで)刻むのかドライバーで先まで打つのか。それにより(2打目の)番手も変わるので。リスクを取るか取らないかの違いが重要です。フェアウェイから打つというのが鉄則ですが、外した時のマネジメントや好きな距離を残すとかを意識します」

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