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超団子状態!首位から最下位までの差がわずかに『8打』 サンデーバックナインに注目したい理由

超団子状態!首位から最下位までの差がわずかに『8打』 サンデーバックナインに注目したい理由

配信日時:2022年8月14日 09時30分

2位の吉田優利は優勝を“つかみ取る”意識で最終日のコースに出る
2位の吉田優利は優勝を“つかみ取る”意識で最終日のコースに出る (撮影:上山敬太)
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日◇14日◇軽井沢72ゴルフ 北コース(長野県)◇6679ヤード・パー72>

避暑地・軽井沢では、最後の最後までし烈な優勝争いが繰り広げられることになりそうだ。トータル10アンダーのトップには黄金世代の吉本ひかると、ルーキーの岩井千怜が並ぶが、どこから誰が飛び出してくるか分からないスリリングな展開が続いている。

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3位グループに続く吉田優利、堀琴音はトータル9アンダーでトップとの差はわずかに1打。このあたりの上位陣はもちろん逆転優勝を狙っていくことになるが、それ以下も団子状態となっている。そもそも予選カットラインがトータル2アンダーとなった今大会。つまり2日目終了時点で首位の2人から、最下位の48位タイまでの差も8打しかなかったという状況だ。

例年伸ばし合いとなるこの大会は、今年もバーディ合戦の様相を呈している。予選カットラインとなった『-2』は、今季では「楽天スーパーレディース」に並ぶ国内女子ツアーの最少ボーダータイのスコア。また予選ラウンド2日間のホール全体の平均スコアは『-0.7972』となっている。特にインコースでパーをオーバーしているのは、10番と14番の両パー4のみ。もちろんピン位置は厳しさを増すことにはなるが、前半をいい形で乗り切り、サンデーバックナインで勝負をかける―。きょうもそんな展開になりそう。

首位の岩井は、伸ばし合いになる要因について、「グリーンでボールが止まる。それ以外は思いつかない」とも話していた。それだけに“攻めの姿勢”を打ちだし、最終日最終組の座を射止めた。多少の打ち下ろし、打ち上げはあるものの基本的にコースは平坦。緊迫した場面でも、ここぞでピンをデッドに狙っていくことで勝機を見出す必要がありそうだ。3位の吉田も「チャンスがきたら、つかみにいかないと優勝は取れない」と、グッと力を込める。

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