体調不良からの復帰戦だった安田は、「苦手意識がある」という後半のアウトコースで3つのボギーを叩いて、踏ん張りきれず。「言い訳になるけど、1週間休んで、トレーニングも練習もできず、全然振れてなかった。ホステス大会をこういう形で迎えてしまったのはすごく残念」と、熱中症の影響に泣かされた。「きょうはいいショット、パットもなく、(ギャラリーを)盛り上げられなかったのが悔しい」。来年のリベンジを誓った。
このほか、昨季賞金女王の稲見萌寧は、第2ラウンドの11ホールを終えた時点で左手首痛のため棄権。プレーを途中でやめることを伝える際には、悔し涙を流す場面も見られた。昨年も腰痛などの故障に悩まされただけに、その状態が心配される。
あすの最終日は、2日間でトータル2アンダー・48位タイまでに入った59人によって争われる。トータル10アンダーで首位に立つ吉本ひかる、岩井千怜から5打差以内には27人がひしめている。どこからでも優勝のチャンスがありそうだ。
