「決して飛ばし屋が有利なコースではないのですが、藤田選手は曲がらない。球さばきもキレイですし、パター、アプローチもうまい。気持ちも乗っているように感じますし、優勝する姿をいつ見てもおかしくありません」
現在36歳ながらドライビングディスタンスが3位(250.29ヤード)というのも驚きだが、3パット率は1.8970%で1位、リカバリー率は66.3900%で18位など守備面も出色。その特長を色濃く発揮しての勝利、そんなイメージも湧いてくる。
■強行日程などどこ吹く風で活躍か?
最後に口にした名前が小祝さくら。2週前に優勝し、先週は米国で「全米女子オープン」に出場し日本勢最上位の20位タイに入った。日米を股にかける強硬日程をものともせず今週の4日間大会に挑むその鉄人ぶりは、驚かされるばかりだ。
「まず疲れを知らないこともすごいですが、小祝選手は海外で吸収したことをすぐに実践し、形にできる選手。爆発力も出てきていますし、取り組んできたことが徐々にコースでのプレーに反映されてきているように見えます」
