現地直送!初日を終えた渋野日向子のインタビュー
■昨年は優勝争いしている間に力をつけていた
今季10試合に出場してツアー史上最速となる5勝目を挙げるなど、圧倒的な強さを見せている西郷真央。この成績に対して正直、驚きはありません。2020-21年シーズンからショットメーカーとしてすごいなと思っていたし、今年は3〜4メートルのパットが比較的入っていることで優勝を重ねているのでしょう。
昨シーズンは2位が7回、3位が1回と優勝争いに絡みながら、初優勝まであと一歩及びませんでした。そのまま未勝利で終わる選手もいますが、私が見てきた中では、2位や3位が続いたり、崩れてしまうけど優勝争いに絡み続ける人って、裏を返せばずっと頑張っていた証拠でもあるんです。
優勝に手が届いていなくても、その間に力がついているものなのです。だから一度勝つと、西郷のようにポンポンと勝てるわけです。反対に優勝争いにほとんど絡んだことがないのに、いきなり勝つ人っているじゃないですか。そういう人が2勝目を飾ることって少ないように感じますね。