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ドライバーの違和感を払拭した西村優菜の“ひと工夫” 「気持ち悪いと思うくらいに…」

ドライバーの違和感を払拭した西村優菜の“ひと工夫” 「気持ち悪いと思うくらいに…」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2022年5月13日 09時00分

西村優菜 ドライバーショット時のひと工夫とは?
西村優菜 ドライバーショット時のひと工夫とは? (撮影:福田文平)
ほけんの窓口レディース 事前情報◇12日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース(福岡県)◇6299ヤード・パー72>

今季9試合の出場ですでにトップ10入り5度と、相変わらずの安定感を見せている西村優菜。しかし連覇を目指した先週のメジャー大会は、ドライバーショットに違和感を覚え14位タイに終わった。「ゴルフの状態は悪くない」と今季初優勝を目指すなかで、すぐさまそのドライバー対策を練ってきた。

ティの高さは?今季開幕時の西村優菜のドライバースイング【連続写真】

そのひと工夫が、ティの高さ。これまでよりもかなり低く刺してスイングしている。西村いわく「高い時はボールの半分以上がドライバー(のクラウン)から出ていたと思うんですけど、今はほぼ出ないくらい。自分で気持ち悪いと思うくらい低くしてます」という。「それがハマった」と手応えもバッチリで、実戦中も試していく。

もともとは低く刺して打っていた派だったが、「打ちやすいのと、キャリーを出したくてだんだんと高くなっていました」と気づかぬ間に変わっていた。そのうちスイングにブレが出て、ドライバーに乱れが…。こう考えて、今週“初心”に戻った。「今も低いと気持ち悪いし、当たる感覚も分からないけど、それに慣れていきたい」。飛距離はわずかに落ちた、とも感じているが“スイングチェック”も兼ね徹底していくつもりだ。

ちなみに、その“違和感”を覚えていたドライバーだが、先週もフェアウェイキープは4日間の56ホール中42ホール、率にして75%を記録していた。しっかりと微調整も施したことで、いよいよ今季初勝利へのカウントダウンが始まるか。

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