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2位惜敗の植竹希望が“優勝予告” 「ヤマハの前に一発勝っておきたい」

2位惜敗の植竹希望が“優勝予告” 「ヤマハの前に一発勝っておきたい」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2022年3月13日 17時53分

主役のひとりとして奮闘した植竹希望 この惜敗は次につながる
主役のひとりとして奮闘した植竹希望 この惜敗は次につながる (撮影:佐々木啓)
明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 最終日◇13日◇土佐CC(高知県)◇6228ヤード・パー72>

初優勝をかけて単独トップからスタートした植竹希望だったが、今回も栄冠まで一歩及ばなかった。「ショットの調子がきのうから下がり気味で、きょうも荒れてしまいました」と“生命線”に狂いが生じ、サイ・ペイイン(台湾)の逆転を許した。

タメがエグい! 植竹希望のドライバースイング

前半はパープレー。なかなか伸ばせない展開のなか、ガマン強くチャンスを待ち続けた。ようやく15番でバーディを奪ったが、最終18番の2打目が外れた瞬間、優勝争いから脱落。「グリーンには乗ってたんですけど、チャンスになかなかつかなくて、ロングパットばっかりだった。バーディ合戦のコースでショットが荒れると辛いですね。ガマン大会だったらまだ希望はあったのかな」。16、17番も一筋違いでスコアを伸ばせず、歯がゆさを感じる一日になった。

それでも18番でようやくミドルパットを決めてバーディ締め。1打差のトータル12アンダー・2位タイで3日間を終えることができた。「前みたいにビービー泣くほど悔しいというわけじゃなくて、前向きに考えられる。また来週から頑張りたいなと思います」。ショットが「絶不調」という状態ながら、この位置で終わることができたことには一定の評価も与えている。

最終ホールまで首位に並びながら、ティショットを池に落とし優勝を逃した昨年の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」での悔しさを晴らすことはできなかった。ただこういった経験の一つひとつが、今後の糧になる。

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