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小祝さくらの“なで肩”アドレスが美しい【連続写真】
小祝プロはひと言でいえばミス・オーソドックス。王道中の王道スイングです。頭を残して絶対にビハインド・ザ・ボールをキープする、松山英樹プロに似た動きをします。
アドレスは “なで肩”だから美しく見える。肩甲骨が『前へならえ』した状態で握れています。これが腕と胸郭の連動性を高める準備で、全体が同調したきれいなボディターンでバックスイングしていく。アドレスで肩甲骨が上がっていると、クラブがプレーンから外れやすいのです。
小祝プロは全身を大きく使っていくのですが、辻村コーチが丹田を意識させていると思うので、スイング軸がしっかりしています。ズレそうでズレない『お腹で打つ』スイングが見てとれる。
クラブの使い方に関しては、今の選手の中ではフェースローテーションが多め。インパクトで胸を開かずに正面でとらえる意識が強いのが松山プロと似ている点です。クラブをリリースする能力が高いから、ボールが飛ぶのだと思います。