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“やっちゃいけん”痛恨番手ミス 渋野日向子は後半落とし「よかったところより悔しさ残る」

“やっちゃいけん”痛恨番手ミス 渋野日向子は後半落とし「よかったところより悔しさ残る」

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2021年11月20日 15時44分

ミスを悔やんだ渋野日向子 日本最終ラウンドに向け修正する
ミスを悔やんだ渋野日向子 日本最終ラウンドに向け修正する (撮影:佐々木啓)
大王製紙エリエールレディスオープン 3日目◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>

前半は3バーディに1ボギー。2つスコアを伸ばして迎えたバックナインは、渋野日向子にとって悔しさが残る内容となってしまった。バーディを獲りたい11番パー5を逃すと、12番のパー3。打ち下ろしの153ヤード。ここで表情が大きく曇るミスを犯し、ボギーを喫する。

愛媛で撮影! 渋野日向子の最新ドライバースイング【連続写真】

左ピンの手前にはスロープ。手前に着弾すればグリーン手前に転がり落ちる状況で、渋野のティショットはまさにこの「やってはいけない」結果となってしまった。グリーンに届かずラフまで転がり落ちた2打目はピンまで打ち上げの20ヤード、これを5メートルショートしボギーとしてしまった。「(ピンより)奥でもいいと思って打つべきなのに、クラブ選択を間違えた」。分かっていながら、実行に移せなかった自分を責めた。

曲げていないという点では、決定的なミスは回避している。ところが「サイドのズレは減っているけど、縦距離でミスをしている。やっちゃいけんミスをしている。ほかのよかったところよりも、悔しさが残ってしまう」と、判断ミスを悔やむ。

気持ちが沈んだ12番直後、ミスを帳消しにするバーディを13番で奪うが、ここでも笑顔はなし。「自分のやるべきことをやり続ける」と言い続けてきた渋野にとって、やるべきことができないふがいなさが心を支配している。

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