大会は荒天によるコースコンディション不良のため、第2ラウンドがあす2日(土)に持ち越しとなった。スタート時間が早かった選手27人が一度はプレーを開始したものの、すぐに中断、順延が決まった。
帰り際のシブコ【写真】
当初の開始予定時刻は、午前6時45分。しかし開幕前から予報されていた台風16号の接近により、すでにその時間にはコースに強い雨が降っていた。そこで午前6時15分に、第1組スタートを午前8時に遅らせることを決定。その後、コースの雨足が弱まった時間には、スタッフによる懸命の整備も行われた。しかし雨雲が抜けていないこともあり、再び本降りに。午前7時40分には、さらにスタートを1時間遅らせることが決まった。
その後、午前9時にアナウンス通り競技が開始された。この時も、変わらず雨は降り続いている状況で、1番ティから5組、10番ティから4組が出た時には中断のホーンが鳴らされることに。これはスタートからわずか44分後のことだった。選手は一時待機となったが、クラブハウスに戻り、結局、午前10時6分に順延が決まった。この日、プレーしていた選手のスコアはノーカウントとなる。
10番ティから午前9時5分にスタートし、雨のなかプレーした淺井咲希は、「あまりにも難しかったので、なかにはスコアが悪かった人もいると思う。公平という面ではキャンセルでよかったと思う」とコメント。「しいて言うなら、スタートさせてほしくなかったな…というところですけど」という本音ももれる。ホーンが鳴った時には、922人と発表されたギャラリーたちも、傘をさしたままコースにいる状況だった。