2時間15分遅れでスタートしたものの、結局中止となった「日本女子オープン」の2日目。1打も打つことなくこの日を終えた稲見萌寧は「今日は厳しい状態が続いていたので、集中しようとはしていたんですけど…。練習場に水が溜まって打てなかったりした」と準備が難しかったと話した。
稲見萌寧に抱きつく?シブコ
それだけに、きょうプレーした選手のスコアもすべてキャンセルされ、月曜日の予備日を使用しての72ホール完遂となったことを稲見も歓迎した。「アンフェアは仕方ないんですけど、(この雨でのプレーは)ちょっと厳しすぎるかなとは思いました。こういう結果になって、あすからは平等にできるので、それは逆に良かったんじゃないかなと思います」。午前組、午後組の差が少ないかたちで、しっかりと勝負できることを喜んだ。
現在1アンダーの30位タイ。第1ラウンドではスコア以上に持ち味のショットに苦しんだ。それだけに、一日調整に充てられるのは大きそうだ。「時間はあるので、少しでも何とか出来ればいいと思います。このあとは練習場にいって調整します」とわずかでも良化を目指す。
「あすからは天気が良いので、少しでもショットを戻してなるべくスコアを伸ばしていければいいと思います」。巻き返しに向けて恵みの雨としたい。