フェースを開いて打ったボールは、1バウンドしてピンの右1メートルにピタッと止まり、見守っていたギャラリーを沸かせてバーディ締め。「3つのショットはほぼ完璧と言っていい。それで獲りきれたのはすごくうれしかった。めちゃくちゃプラスの気持ちになりました」と白い歯を見せた。
パーオンを逃した4ホールは、54度と58度のウェッジを使い分けながら、いずれも1メートル以内に寄せてパーセーブ。ショートゲームには安心感があり、ボギーなしを58ホールに伸ばした。「明日は悔いの残らないようにしっかり1打1打集中して頑張りたい」。首位とは7打差あるが、18番で見せた“1打1打の集中”が追撃のカギとなる。