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渋野日向子「反省材料の多い一日」だが「プラスの気持ちになった」18番の華麗なバーディ

渋野日向子「反省材料の多い一日」だが「プラスの気持ちになった」18番の華麗なバーディ

配信日時:2021年9月25日 19時00分

渋野日向子はこの日もボギーフリー 反省と収穫は?
渋野日向子はこの日もボギーフリー 反省と収穫は? (撮影:鈴木祥)
<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 2日目◇25日◇利府ゴルフ倶楽部(宮城県)◇6591ヤード・パー72>

バーディパットがなかなかカップに沈まない。首位と2打差から出た渋野日向子は、「パターでかなり損してしまった」という第2ラウンドを過ごした。スコアを2つ伸ばすにとどまったが、「最後はどうにかして獲りたかった」という18番パー5は、ほぼ完璧なショットを重ねバーディで締めくくった。首位と7打差と優勝は厳しい状況ではあるが、最終日に勢いをつける上がりだった。

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「きょうは本当にパターが散々というか、距離感も合っていなかったですし、チャンスを外してしまった」。出だしの1番で3メートル、3番では2メートルにつけるなど、前半からチャンスを作るが決められない。前日合っていたグリーンのタッチは微妙にズレて、長い距離はカップに届かないシーンが目立った。

前日よりもドライバーでフェアウェイをとらえる回数は5回増やして安定感はあったが、「ショットで縦距離が合っていなかったり、ぎりぎりのクラブを持って打ち損ねたり」と反省材料も少なくない。そんなうっぷんを晴らすかのように、気持ちのいい上がりを見せた。

18番パー5は538ヤード。フェアウェイ右サイドには池があり、池を越えればショートカットできる。越えるには240ヤード以上のキャリーが必要だが、この日は緩やかなフォローの風。「きょう一番振ったのが18番。キャリーがしっかり出れば越えると思った」と振り抜いたショットは250ヤード以上のキャリーを出して池越えに成功。残り245ヤード地点まで飛ばした。

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