とはいえ、悪いことばかりとは思っていない。「今までは強く打てない方だった。打った方が入る可能性はある。いい方向に変わってくれたと思っています。勝気な自分が出てきているのは、自分で認めてあげた方がいいかな」。優勝争いのなかで消極的な自分を押しのけて出てきた、勝ちに行こうとする自分。その感情は今後も大事にしていきたい。
「悔しいの一言。もう少し練習しなさい、ということなのかな。ただ、ずっとここ最近いい感じで優勝に近づいているのは感じています」。19年の淺井咲希以来、2年以上出てきていない新たな黄金世代の優勝者。悲願のタイトルへ、きょうの出来事を経験だけでは終わらせない。>
