今週は特に上位進出、そしてテレビ中継に映りたい気持ちは強いはずだ。宮城県仙台市出身の山路にとって、きのう11日は特別な日だからだ。東日本大震災から10年の節目。いまでも「3.11が近くなると、テレビで映像が流れたりするので考える。言葉にはならない感じですね」と、記憶から消えることはない。
当時は小学生だった山路。「電気も止まって、冷蔵庫のものもダメになった。ご飯も買わないといけなくて、スーパーが外でやっていて3時間くらい並んで買い物しました」とつらかった経験も明かした。
この日は持ち味の飛距離を生かして被災地にエールを贈るイーグルも奪取。「活躍して元気を届けられればと思います」という強い思いを胸に、残り2日も東北まで届くような活躍を飛ばし続ける。
