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6Hで6アンダー ベストスコアの稲見萌寧「いちばん変わったのは太もも」

6Hで6アンダー ベストスコアの稲見萌寧「いちばん変わったのは太もも」

配信日時:2021年3月6日 19時00分

稲見萌寧がパワーアップ 複数回優勝の足掛かりを作りたい
稲見萌寧がパワーアップ 複数回優勝の足掛かりを作りたい (撮影:村上航)
<ダイキンオーキッドレディス 3日目◇6日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6561ヤード・パー72>

ギャラリーの拍手が朝一からこだました。1番パー4で、セカンドショットをカップインさせイーグルスタート。その後も6番までにバーディを4つ奪い、6ホールで6アンダーという超ハイペースでスコアを伸ばしたのが稲見萌寧だ。その後はやや停滞したものの、この日のベストスコア「65」でホールアウト。トータル9アンダー、首位と3打差の6位タイで最終日に入る。

これがパワーアップした稲見の太もも

「パー4でははじめてです」という会心のイーグル発進。セカンドショットの残り距離は81ヤード。380ヤードのパー4であることからも、ティショットでアドバンテージをとった形だ。「去年の今頃に比べれば距離は伸びているかな」と飛距離アップを実感しているが、これは今オフから取り組んでいるトレーニングも関係している。

稲見は今年から、体作りのためキックボクシングを練習に取り入れている。家の近所のジムで「重たいものを持ったりして、そのクールダウンで10〜15分くらいやっている」というハードなトレーニングで、体の変化を感じることができている。「(一番変わったのは)太ももですかね。会う人に太くなったねって。今の私には誉め言葉。成果が出てよかった」と、すらっと長い足がパワーアップし、飛距離アップにもつながった。

デビュー年の2019年に比べて、昨年は飛距離不足に悩んだ。ヘッドスピードも一時は「39m/秒まで落ちていた」という。今はシーズンはじめということもあり、全盛期の43m/秒に比べ41m/秒ほどまでしか戻っていないが、「キックボクシングトレーニングを毎日やっていたので、ドライバーを振りにいった時の瞬発力で球が強くなった」と、成果を明かす。

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