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「ポンコツ」から「絶好調!」へ 渋野日向子の20年を“語録”でたどる【国内ツアー編】

「ポンコツ」から「絶好調!」へ 渋野日向子の20年を“語録”でたどる【国内ツアー編】

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年12月28日 12時00分

■「去年がうまくいきすぎ。それと比べてしまう自分がいるのは本当に情けない」
樋口久子 三菱電機レディスで国内2試合連続の予選落ちを喫し、「何回悔しい思いを経験したらいいんだろう」と意気消沈。なかなか納得のいく結果が残せないなか、サクセスストーリーを歩んだ昨年との比較をしてしまう自分への憤りを言葉にした

■「先週がマイナス100点だとしたら、きょうは0点」
樋口久子 三菱電機レディスの翌週に出場した「TOTOジャパンクラシック」初日は、今季国内ツアー3試合目にして初のアンダーパーとなる1アンダーのラウンドとなった。これに「やっとだな」と安ど。ようやく“0点”のスタートラインに立った心境をこう表現した。ちなみに続く2日目は「69」をマークも「100点中3点」。約1年ぶりにノーボギーだった最終日もパットに不満が残り「5点くらい」と厳しい自己評価に終始した

■「ポンコツな年でしたね」
バースデーウイークとなった「伊藤園レディス」で、ようやく今季初の予選通過。そのカットが決まる大会2日目が21歳最後の日となり、ホッと一安心で節目の日を迎えることができた。この1年を振り返って出てきたのが、渋野が納得いかない時によく口にする「ポンコツ」という言葉だった。誕生日となった翌日の最終日はパット、ショットともにさえ23位タイフィニッシュ。「23歳になった時、『22歳はいい経験ができた』と言いたい」と決意を語った

■「池に入れる練習も必要かなって(笑)」
日本では初のディフェンディング大会となった「大王製紙エリエールレディス」。開幕前日にはインコース9ホールを回り調整した。その終盤17番パー5では池に2発入れる、“トラブル”も。しかし不安どころか、「練習も必要」と言ってケロリ。「練習で入れておけば、試合で入らない」と余裕の表情を見せた

■「自分でもビックリ」
大王製紙エリエールレディスでは今季自身初のトップ5入り。それを“驚き”と表現するあたり、この数カ月間の苦闘ぶりがうかがえた。「よくここまで来られたな、という感じです」としみじみ語った

■「絶好調です!」
今季国内最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」開幕前日。報道陣の前に現れると、開口一番こう宣言した。アプローチ、パターともに好調だったようで口も滑らか。「去年はよくここでアンダー(トータル7アンダー)を出したなと。あんな締め方はもうできん!(笑)」と言いながらも終始笑顔だった

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