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原英莉花をメジャー連勝へと導いた“闘争心” アスリートにとってのメンタルとは【記者の目】

原英莉花をメジャー連勝へと導いた“闘争心” アスリートにとってのメンタルとは【記者の目】

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年12月1日 12時00分

アスリート・原英莉花の闘争心がメジャー2勝目を呼び込んだ
アスリート・原英莉花の闘争心がメジャー2勝目を呼び込んだ (撮影:岩本芳弘)
原英莉花の優勝で幕を閉じた、2020年の国内女子ツアー最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ」。10月の「日本女子オープン」に続く公式戦2連勝を挙げた21歳が、“メジャー女”襲名を印象づけた。

必見!原英莉花のドライバースイング【連続写真】

その前週に行われた「大王製紙エリエールレディス」を右ヒザ痛で途中棄権。体調面には不安も残していた。さらに優勝後に「ショットは信頼できなかった」と話していたように、ゴルフ面でも決して本調子とはいえなかった。そんな状況で、原はなぜビッグタイトルを手にできたのか?

その要因について優勝会見で聞かれた時の答えが、“ガッツあふれる”とか“強気の”といった形容詞がしっくりくる原らしいものだった。

「(2人1組の)2サムでプレーすると、自分は本当に勝負が好きなんだなと思います。ショットどうこうではなく、目の前にいる相手と戦って『ここでボギーを打ってられない』と思えたし、普段入らないようなパットも気持ちでねじ伏せた感じはします。今週は本当にショットが悪かったし、普段だったら心が折れていたと思う。でも、それ(2サム)がビシッときました」

この最終戦は、精鋭が出場するため人数も少なく2人1組でのラウンドが通例となっている。そして日本女子オープンも決勝ラウンドの2日間は2サムで行われる。ここに“共通点”が浮かんでくる。ちなみに初メジャー制覇のときは、2日間とも小祝さくらとプレー。3日目にその同級生から首位の座を奪い、最終日に逃げ切った。

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