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小林浩美会長が観客動員など2021年の方針を説明 ギャラリーは「入れる方向」、出場増枠可能大会は「11試合プラスアルファで調整中」

小林浩美会長が観客動員など2021年の方針を説明 ギャラリーは「入れる方向」、出場増枠可能大会は「11試合プラスアルファで調整中」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年11月27日 13時30分

2020年最終戦のリコーカップで小林浩美会長が来年について説明した
2020年最終戦のリコーカップで小林浩美会長が来年について説明した (撮影:岩本芳弘)
JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 2日目◇27日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6543ヤード・パー72>

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美会長が、「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」会場で報道陣からの質疑に応答した。未曾有(みぞう)の事態になったこの1年を振り返ったうえで、ギャラリー動員や現在行われている増枠予選会(※)に関して、現時点で想定している来年の方針を示した。

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今年の国内女子ツアーは、新型コロナウイルスの感染拡大により当初予定された37試合から14試合の開催へと減少。開幕は6月の「アース・モンダミンカップ」からとなった。2020年と21年のシーズン統合を行うなど異例の措置が続いた1年については、「選手はじめ大会に関係するみなさんが、日頃から感染予防対策をしっかりしてくれたことで乗り切ることができた。プロスポーツをやってもいいという状況になり、選手が成果を発揮する場を設けることができたのはありがたい」と話した。

「安全第一」を掲げ最後までギャラリーを入れることができなかったことについても触れ、「選手のモチベーションにもかかわるし、(ギャラリーは)入れたい。感染を予防しながらどうできるか。状況によるけど、来年からは入ってもらえる方向で現在考えています」という現在の考えを述べた。

そのうえで課題になるのが「バスでの移動、人気選手への集中」など、やはり“密”をどのように避けるかという問題。まずは「限定された人数を会場に入れられれば」と段階的に開放していく方向で、今後主催者との協議やシミュレーションが繰り返されていきそうだ。

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