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古江彩佳が今季3勝目! 「今週一番活躍したのは58°のウェッジですね」【勝者のギア】

古江彩佳が今季3勝目! 「今週一番活躍したのは58°のウェッジですね」【勝者のギア】

所属 ALBA Net編集部
長岡 幹朗 / Mikoro Nagaoka

配信日時:2020年11月23日 15時00分

<大王製紙エリエールレディス 最終日◇22日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>

国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディス」の最終ラウンド。ルーキーの古江彩佳が4バーディ・2ボギーの「69」をマーク。トータル15アンダーまで伸ばして2位に3打差をつけ、先週の「伊藤園レディス」に続く2戦連続優勝、今季3勝目。うれしい4日間大会での初Vとなった。

パットの時も笑顔 古江彩佳の2週連続Vを写真で振り返る【大会フォト】

安定したショットが武器の古江だが、今週は「グリーンを外すことも多かった」という。だが、そこからのアプローチがさえた。先週の優勝からギアの変更はないが「今週一番活躍してくれたクラブは58度のウェッジですね」。勝因に挙げたのは、目下、楽しみながら鍛えているショートゲームだ。

先週は8ヤードほど先に置いたカゴに20球入れるアプローチ練習を行い、最終日の7番パー3での見事なパーセーブにつなげた。「フワッ・ピタッ」を意のままに操った次戦の今週は“試合”で新たなバリエーションを試す。それが「ランニングをするようにしたり、クッションを入れたり」という転がすアプローチだ。

例えば、初日の18番。花道からピンまで17ヤード、エッジからピンまでは7ヤードとシビアな状況から「勢いを殺せるところを探した。手前でクッションさせた」と転がしで寄せてパーセーブ。「新しいことが試合でできるようになったら、レベルが上がる」と振り返る。「試合が続くと調子が上がる」と言う20歳は、冷静に、毎週のように進化を続ける。

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