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同期の優勝に刺激 安田祐香が思い描く初優勝の瞬間

同期の優勝に刺激 安田祐香が思い描く初優勝の瞬間

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2020年11月5日 14時20分

安田祐香が自己最高位を狙う!
安田祐香が自己最高位を狙う! (撮影:秋田義和)
TOTOジャパンクラシック 事前情報◇5日◇太平洋クラブ 美野里コース(茨城県)◇6554ヤード・パー72>

先週の「樋口久子 三菱電機レディス」でツアー初優勝を飾った西村優菜。昨年の「富士通レディース」でアマチュア優勝を果たし、今年9月の「デサントレディース東海クラシック」でプロ初優勝を挙げた古江彩佳。勢いづく2000年度生まれのプラチナ世代で大きな刺激を受けているのが安田祐香だ。

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周囲の期待を集めプロ入りした今季。コロナ禍の影響で開幕が遅れ、8月のホステス大会となった「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」では予選落ち。9月中旬からは頸椎捻挫の影響で3試合を欠場した。その後も途中棄権と本調子とはいかないルーキーシーズンを送っているが、先週は2日目から順位を上げて16位タイに入り今季ベストフィニッシュ。残り少ない今年の試合へ前向きに取り組む地盤はできつつある。

アマチュア時代には数々のタイトルを獲得し、世代を代表する選手だった安田だが、いまとなってはツアー優勝で先を越されてしまった。「今年は試合が少ないですけど、同級生が優勝して刺激をもらって、来年の試合に向けて自分も頑張ろうと思いました」と、良きライバルに追いつく気持ちは強い。それでもケガの様子を見ながら、決して焦ることはない。

先週は硬い高速グリーンで苦戦を強いられたが、2日目から連続アンダーパー。波に乗りかかっている状態で、今週は「先週と速さも硬さも違うけど、違う難しさがある。狭く見えるホールもいくつかある」と警戒しつつも優勝争いに加わりたい。

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