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「すごい存在」の黄金世代に勝った日 西村優菜が語った先輩、同世代への想い

「すごい存在」の黄金世代に勝った日 西村優菜が語った先輩、同世代への想い

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年11月2日 07時00分

優勝を争った勝みなみ(左)からヒジタッチで祝福される西村優菜
優勝を争った勝みなみ(左)からヒジタッチで祝福される西村優菜 (撮影:村上航)
<樋口久子 三菱電機レディス 最終日◇1日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6585ヤード・パー72>

黄金世代とプラチナ世代。大会最終日は、今後の女子ツアーを背負って立つであろう“2大勢力”の選手が、激しい優勝争いを繰り広げた。最後は、2日間単独トップを守った黄金世代の勝みなみをかわし、6打差逆転劇を演じたプラチナ世代の西村優菜が初タイトルをつかみとった。そんな西村にとって、“身近なライバル達”は一体どんな存在なのだろうか?

優勝後は同世代選手からヒジタッチで祝福【大会ライブフォト】

最終18番で1メートルのウイニングパットを沈めると、そこで待ち構えた古江彩佳ら同級生から祝福。さわやかな笑顔でプロ入り後初めてトロフィーを掲げた西村は、「想像以上のゴルフで優勝できてうれしいです」と喜びを語ったが、それ以外に同世代、そして先輩に対する思いも口にした。

2000年8月4日生まれの西村の同級生といえば、古江や安田祐香、吉田優利らアマチュア時代から活躍を続け、鳴り物入りでプロ入りした選手も多い注目世代だ。そのなかで、昨年の「富士通レディース」では、古江が史上7人目となるアマチュア優勝を達成。さらに今季も「デサントレディース東海クラシック」でプロ初優勝を挙げるなど、頭一つ抜け出した印象だった。

「(古江の2勝は)どちらもグリーン脇で見ていました。それで私も上位で戦いたい、早く優勝したいとずっと思ってきました。(古江が勝って)すごくうれしかったですけど、自分も頑張らないとなって。いい刺激になっていました。今回はその気持ちがいい方向に働いてくれました。見て学ぶことも多いので、いい環境でプレーできていると思います」(西村)

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