同い年の吉本ここねと菅沼菜々が双子に見える件【写真】
今年のクラブで大きく変わったのは『ゼクシオ』に変更したことだという。昨年までは『スリクソン』を使っていた吉本がなぜ『ゼクシオ』に変更したのか? ダンロップの女子ツアー担当のクラフトマン、松栄圭一郎氏に話を聞いた。
「吉本プロは基本的にシャープな顔が好みなので、スリクソンを使用していました。しかし、ちょっと無理をして打ちこなすより、もう少しクラブに任せてもいいのでは? とゼクシオを提案させてもらったのです。吉本プロ自身も『その方がいいかも』と言ってくれたので、昨年からテストはしていました。好みの顔と少し違うので慣れるまでに時間がかかり、今年からの使用となったのです」と松栄氏はいう。吉本自身も「ドライバーはボールも上がりやすくて、すごくやさしくなりました」と変更のメリットを感じている。
吉本が『ゼクシオ イレブン』に変更したもう一つの理由は、フェアウェイウッドのロフトにある。松栄氏は「ゼクシオ イレブンには9番ウッドまであるんです。基本的には、ロフトのあるフェアウェイウッドのほうが、ユーティリティよりミスになりにくい。吉本プロのようにグリーンを狙うショットでショートウッドを多用する選手は、高さが気にならなければメリットの方が多いのです」と説明してくれた。
確かに弾道が高くなりすぎてショートウッドを嫌う選手もいるが、ユーティリティよりも弾道が高いので、グリーンに止めやすい。すなわちピンを狙いやすいことになる。9番ウッドまで入れている選手は吉本の他に、柏原明日架、青木瀬令奈などシード選手にも何人かいる。9番ウッドをラインナップしているモデル自体があまり多くないが、ユーティリティで弾道が低く、グリーンに止まらないなどの悩みを持っている人には、一度トライする価値はありそうだ。
