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ジャンボからの喝で“自信注入” 原英莉花が初の日本一へ単独首位浮上「もっと差をつけるという気持ちで」

ジャンボからの喝で“自信注入” 原英莉花が初の日本一へ単独首位浮上「もっと差をつけるという気持ちで」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年10月3日 17時47分

目を閉じて静かにバーディを噛みしめる原英莉花 初の日本タイトルなるか
目を閉じて静かにバーディを噛みしめる原英莉花 初の日本タイトルなるか (撮影:岩本芳弘)
<日本女子オープン 3日目◇3日◇ザ・クラシックゴルフ倶楽部(福岡県)◇6761ヤード・パー72>

初の日本一に“王手”だ。前日首位の小祝さくらと3打差の2位からスタートした原英莉花が、7バーディ・1ボギーの「66」をマーク。トータル12アンダーまでスコアを伸ばし、後続に4打差をつける単独トップに浮上した。

原英莉花の2020ドライバースイングをどうぞ【連続写真】

苦しむ同伴競技者の小祝をしり目に、快調にスコアを伸ばした。1番パー5で6mをねじ込みバーディ発進すると、3番で4m、6番では8mとおもしろいようにパットが入る。圧巻だったのは9番パー4。残り145ヤードのセカンドショットは12mとピンに絡まなかったが、この後のバーディパットもねじ込んだ。前半のパット数は10。「いい流れでプレーできました」という言葉もうなずける。

しかし後半に入ると、その流れが一時止まった。「14番まではガマンのゴルフ」とパーを拾う時間も続いた。それでも15番パー5で8mのバーディパットを決めると、17番では58度のウェッジで逆目のラフから8ヤードのアプローチをカップイン。最後にボギーを喫したものの、ホールアウト時には小祝に4打の差をつけていた。

この活躍には、やはり師匠の存在も大きい。「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」が中止となり空き週となった先週は、尾崎将司がいるジャンボ邸で調整を続けた。この時、自信を失ったような原の表情を見たジャンボから、『来週オープンじゃないか』という“喝”が飛んできた。

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