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「伸ばさないといけないと思い過ぎていた」プラチナ世代・西村優菜がメジャーの最終組で感じた課題

「伸ばさないといけないと思い過ぎていた」プラチナ世代・西村優菜がメジャーの最終組で感じた課題

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2020年9月17日 07時00分

西村優菜は先週の経験を生かし、今週こそは!
西村優菜は先週の経験を生かし、今週こそは! (撮影:村上航)
デサントレディース東海クラシック 事前情報◇16日◇新南愛知カントリークラブ 美浜コース(愛知県)◇6456ヤード・パー72>

前週の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」で最終日に単独首位からスタートしながらもバーディなしの4ボギー、「76」と苦しみ、プロ初優勝、初メジャー制覇を逃した西村優菜。「先週は先週、今週は新たな気持ちでできたら」と切り替えて次なる試合に臨む。

小兵だけど飛ばすぜ! 西村優菜のドライバースイング【連続写真】

先週の大会終了後、「勉強になった一日」と話した西村。その日は毎日つけているゴルフノートであらためて振り返ると、最終日最終組の戦い方をできていなかったと感じた。「そのくらいの位置で回った経験がほとんどなかったので初めての感情のなかでのプレーでしたが、伸ばさないといけないと思い過ぎていたと思います」。結果論だが、優勝スコアを見れば2つ伸ばせば届いていた。そのあたりのメリハリが今後への課題となってくる。

そのゴルフノートには必ず良かった部分も記すようにしている。今回、合格点をつけたのはあきらめない気持ち。「最後までバーディを狙い続けたこと、集中力が切れなかったことは良かった」と重圧のかかった1日の中で、ポジティブな要素も見つかった。

また、リーダーボードを見て感じたこともあった。「(賞金額の書いてある)成績表を見ると上位にいくほど1打の重みが大きいと感じました。プレー中に意識することはありませんが、トラブルになったときでも1打でも少なるようにジャッジしていかないといけないと思います」。1打で何千万円と変わる世界。それはプロになった実感でもある。

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